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2025.09.19

【招待講演】日本セラミックス協会 第38回秋季シンポジウム

10「開放系バイオセラミックス材料の基礎科学と医歯工学的応用の展望」の、招待講演として発表しました。

講演情報
・演題:ナノワイヤによるエクソソーム解析とその医用展開
・演者:東京科学大学 安井隆雄

日本セラミックス協会 第38回秋季シンポジウムについて
・開催期間:2025年9月17日(水)〜 19日(金)
・開催地:群馬大学 荒牧キャンパス
・セッションテーマ:開放系バイオセラミックス材料の基礎科学と医歯工学的応用の展望
・概要:以下、セッション概要より抜粋しています。
我が国の高齢化率は 2019 年の統計で 28.4%と、超高齢社会(21%以上)を大きく超え未知の領域に突入している。人生 100 年時代と呼ばれるなか、健康の根幹をなす運動機能や咀嚼に関わる骨格組織や歯(周)組織の再建、及びがんなどの標的治療に資するバイオセラミックス材料群のさらなる高機能化が求められている。これらの材料は、生体の代謝と密接に連関し、溶出・吸収・吸着・相転移など物理化学的な現象や、生化学的な骨関連細胞・がん細胞へのシグナル・細菌への攻撃など、外部と積極的に物質をやり取りする「アクティブな開放系材料」という特徴を有する。本セッションでは、バイオセラミックス材料の開放系的側面を基軸とした基礎科学・理論から、それらの臨床応用を目指した医歯工学的応用、及びこれらの材料を評価する新規解析技術などを学際的な視点より議論し、新たな知の体系の醸成を目指す。
参考URL:https://drive.google.com/file/d/1fQQpreHLmHW5CdgDS05E6s-9-YV1-jzL/view