2026.01.21
【招待講演】第21回トランスレーショナルリサーチワークショップ
日本がん分子標的治療学会第21回トランスレーショナルリサーチワークショップに参加し、ワークショップ2「個別化がん分子標的治療に向けたリキッドバイオプシー開発研究」のセッションで招待講演をしました。
講演情報
・演題:ナノデバイスによる細胞外小胞解析とリキッドバイオプシー展開
・演者:東京科学大学 生命理工学院・教授 安井隆雄
第21回トランスレーショナルリサーチワークショップについて
・開催期間:2026年1月20日(火)
・開催地:都市センターホテル コスモスホールI
・セッションテーマ:ワークショップ2「個別化がん分子標的治療に向けたリキッドバイオプシー開発研究」
・概要:以下、ワークショップ実行委員会委員長のご挨拶より引用しています。
本ワークショップは、がん分子標的治療薬の臨床開発を目指したトランスレーショナルリサーチ(TR)を産学連携により強力に推進することを目的とし、例年時流に沿った異なるテーマで産官学様々なバックグラウンドを持つ参加者が活発な議論を交わす場となっております。第21回は「がん診療におけるリキッドバイオプシーの実際と展望」と題し、分子標的治療薬の的確な使用や個別化医療の実現において重要性が益々高まっているがんリキッドバイオプシーについて、多角的な視点から最先端の情報を共有できる会を計画致しました。リキッドバイオプシーは従来の組織生検に代わり、血液や尿などの体液から腫瘍由来分子群(cfDNA、循環腫瘍細胞、細胞外小胞など)を非侵襲的に検出できるため、治療前後の分子動態をリアルタイムに追跡できます。これにより、治療効果予測、耐性獲得メカニズムの解明、個別化治療薬の開発といった、がん薬物療法の開発・適応選択の双方においてリキッドバイオプシーは不可欠なプラットフォームとなりつつあります。
本ワークショップでは特に、がんリキッドバイオプシーに関するアカデミア最新技術開発から実際の診療で使用されたリアルワールドデータまで一貫して動向を把握でき、今後のがん分子標的治療開発戦略に組み入れて頂けるようなテーマ構成を目指し、実行委員の諸先生方と共にこのプログラムを設定させて頂きました。上に挙げた様々なリキッドバイオプシーのツールに関して、各分野においてまさに世界を先導する基礎研究、トランスレーショナルリサーチを実施しておられる先生方を演者にお招きしておりますので、最新知見の聴講はもとより、是非とも活発な質疑応答を通して今後の共同研究実施や新たな分野融合による革新的ながん診断・治療薬開発に活かして頂けることを期待しております。
