2025.09.25
【オーガナイザー&招待講演】日本分析化学会第74年会シンポジウム
日本分析化学会第74年会にて、シンポジウム「生体界面とバイオセンシング」を北海道大学の渡慶次先生とオーガナイザーをしました。また、当該シンポジウムで依頼講演として発表しました。
シンポジウム情報
・オーガナイザー:安井隆雄(東京科学大)、渡慶次学(北海道大学)
・概要:バイオセンシングプラットフォームの創出には、生体組織を構成する固体・液体・気体の複雑な三相界面における学理の構築が不可欠である。本シンポジウムでは生体界面を扱うバイオセンシングに取り組んでいる講演を企画しました。
・依頼講演者
「機能性有機薄膜を用いた血管内センシングプラットフォームと生体界面学理の構築」関谷毅(大阪大学)
「生体界面を活かすバイオハイブリッドセンサ:分子認識から機能創出へ」竹内昌治(東京大学)
「生体界面のセンシングを実現するナノデバイス」安井隆雄(東京科学大学)
「非侵襲な生体界面としての堅牢な人工嗅覚センサデバイス」柳田剛(東京大学)
日本分析化学会第74年会について
会期:2025年 9月 24日(水)~ 26日(金)
会場:北海道大学工学部(〒060-8628 北海道札幌市北区北13条西8丁目)
公益社団法人日本分析化学会は、分析化学に関する情報の交換と分析化学の進歩・発展を図り、それらの活動を通じて科学・技術・文化の進展および人類の福祉に寄与することを目的として、1952年に設立された学術団体です。 分析化学は、理工学・農学・医歯薬学のみならず法学・歴史などの人文科学まで広い分野に関連しています。科学・技術の原点は、「見る」・「測る」といった方法論の開発にあり、それにより進展してきました。分析化学は、物質を構成する成分の定性・定量分析する方法論を追求する学問領域です。日本分析化学会は、本部を東京に、日本各地に7つの支部を置いています。上記の活動を推進するため本部と支部が協力して、機関誌・論文誌、年会・分析化学討論会、各種講演会・講習会、研究懇談会などの事業を行っています。2025年の日本分析化学会第74年会は、9年ぶりに北海道大学で開催となります。
